竹谷隆之  Takeya Takayuki

1963年12月10日生まれ。北海道出身、阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。映像、展示、ゲーム、トイ関連のキャラクターデザイン、アレンジ、造形を手がける。映画「シン・ゴジラ」、「進撃の巨人」ATACK ON TITANの超大型巨人の雛型制作、「ジブリの大博覧会・王蟲の世界」の雛型制作・造形監修など数多くの作品に携わる。竹谷氏の発想には、生まれ故郷である積丹での日々が大きく影響している。父親は漁師であり猟師でもあったので、さまざまな魚や海獣の死体はもちろん、冬には仕留められた狸や狐、熊の死体を目にしたという。浜辺には打ち上げられて腐乱した魚や鳥の死骸が多くあり、ごく日常の風景のように目に触れた。この幼少から野生生物の死を間近に見ながら育ったことが、氏の感性を育んだのでしょう。本作の怪森の守も、そのような視点が隅々に生かされた作品となっています

相田毅  Aida Takeshi

1958年12月11日生まれ。東京都出身、桑沢デザイン専門学校卒業。SONYレコードを経て作詞家として独立。SMAPのスタッフとしてデビュー時から関わる。他にも嵐、関ジャニ∞、Kinki Kids、KAT=TUN、Kis-My-Fit2、ゴスペラーズ、BoA、松田弘(サザンオールスターズ)、Charなどの作品を手がける。他にも絵本や自著、小松政夫、浪曲師の玉川奈々福のプロデュースなど、そのワークフィールドは幅広い。主な作品にSMAP「俺たちに明日はある」嵐「サクラ咲ケ」「ピカンチ」BoA「コノヨノシルシ」ゴスペラーズ「街角」などがある。2012年、堀内孝雄「笑うは薬」で日本作詩大賞入賞。今作、怪森の守では企画、原作を担当、竹谷氏と念願のコラボレーションを実現している。

澤本捨史  Sawamoto Suteshi

1959年6月22日生まれ。福井県出身、広告プロダクション、SONYレコードを経てフリーランスに。アートディレクター、グラフィックデザイナーとしてアドバタイジング、福祉関係、音楽関連などの制作に関わる。主なアーティストとして、サザンオールスターズ、矢沢永吉、斉藤和義、徳永英明、一青窈、筋肉少女帯、たま、H ZETTMなど多岐にわたる。また、ミュージックビデオの制作も積極的に手がけ、及川光博、矢沢永吉、THE BOOMなどのアーティストのMVをディレクション。シュールな世界観の演出を得意とし、本作の怪森の守でも竹谷氏の妖怪ドローイングと写真を見事に繋ぐデザインワークを見せている。

白石元久  Shiraishi Motohisa

1972年2月29日生まれ。愛媛県出身。森岡賢(ex.SOFT BALLET)のアシスタントとしてそのキャリアをスタートさせる。以降マニピュレーター、アレンジャー、レコーディングエンジニア、マスタリングエンジニアとして活躍。携わった主なアーティストとして、森岡賢、hitomi、浅井健一(ex.BLANKEY JET CITY)、中村達也(LOSALIOS)、TRICERATOPS、デーモン閣下、SOFT BALLET、cali≠gariなど多岐にわたる。固定概念に囚われない実験的、かつ攻撃的なサウンドメイクには定評がある。この怪森の守でもその旋律は一見、無表情だがその実、深淵で妖怪のように狡猾で、聴き手をその世界に引きずりこんでしまう。ぜひこの音楽も楽しんでほしい、それもデジタル絵本の大きな悦楽なのだから。

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